手すりを書院へ取り付け

こんにちは、けあねんの山﨑です。
季節は梅雨に入りじめじめした日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
今回は少し珍しい改修事例をご覧ください。
利用者様は大腿骨骨折で入院し、下肢筋力の衰えが著しく
ご自身での移動が不安定な状態でした。
写真でも分かるように、トイレへつながる廊下には書院があり、普通の手すりを取り付けることが難しく廊下幅も約65㎝でかなり狭い通路ということで天井ツッパリ型の手すり設置もスペースをとるためおすすめできない環境でした。

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奥の扉を開くとトイレがあります。

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そこで、メーカー既製品ではなく4㎝ほどの厚みの板型手すりを造作し、支柱を支えに書院を残して施工することを提案させていただきました。綺麗な和風の景観を保つためにヒノキ材を使用しました。

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今回の事例は特殊なパターンですが、利用者様のADLと要望、住まいを考慮して何が最適かを提案させていだきました。利用者様ご本人はもちろん、家族様にもお喜びいただいております。