木口装飾

最近、和風のお家を改装させて頂き、そこであらわしの軒の天井で、
桁、母屋等などの木口に被せる純銅製の装飾を使用する事になりました。
これは、木口を風雨から守るだけでなく、表面のデザイン・側面の装飾など
凝った仕上げにすることができ、高級感を出すことが出来ます。
多分、江戸時代ぐらいからある金物なのに、今見ても洗練されているなぁと感心して
おります。
昔から失敗を繰り返し、良いものに進化させていったのであろう木口装飾。
時代の流れで消えていった物などは、現在の製品に受け継がれているのでしょう。
木口装飾をマジマジと見ている、今日この頃です。
                              
フラン真美ヶ丘店 芋生 雅也