ニッポンのものづくり

8月28日(日)TOTOプラテックなら工場にて工場リモデルフェアがありました。
当日は「リフォームに役立つセミナー」「ワンコインワークショップ(小物作りや手作り雑貨など)」「工場見学」「金魚すくい」「クイズラリー」などイベントが盛りだくさん!!
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セミナーやワークショップも盛況でしたが、やはり圧巻は工場見学!!
2500tものプレス機で洗面カウンターを成形します。たとえると酒粕のようなもの切って並べて、金型に入れて5分ほど熱処理をすると出来上がり!
さらにそこからはみ出た部分をカット、穴を開けて、排水金具の取り付け、、、、
さらに!排水トラップの水漏れチェック!
さらに!出荷前にも水漏れのチェックをするそうです。
以前にTOTOさんのキッチンとシステムバスの工場にも見学に行きましたが、同じように何重ものチェック。また作業がしやすいように、パイプで棚を作ったり、もちろん作業場は整理整頓されていてスッキリしていました。
このように、ひとつの構成部品を作るにも何重ものチェック。さすがTOTOさん、いつもながら、ものづくりの姿勢が違うなあと感じました。これでいいということはもちろんありませんし、やりすぎるのもコストアップにつながり、商品価格が高くなったり。非常に難しい問題だと思います。
最近、100均やインターネットで、いろいろな商品が手軽に安く手に入りますが、ニッポンのものづくりの原点。こだわり、匠のしごと、伝統・・・・・。
安かろう悪かろうではなく、価値あるものをお求め安い価格で!
高度経済成長期にがんばってきた日本が、ホンダさんやソニーさんの戦後のものづくりが世界を席捲してきたのだと思います。
デフレ経済でモノの価値が下がってきていいる今こそものづくりの姿勢にこだわって行きたいと思います。
瓜阪 八生樹