ならまち散策

先日、友人と奈良公園の南側の方にある、ならまちへ散策に出かけてきました。
実は奈良県に住んでいながら、ならまちを知らず、聞いたことはあるけど・・・程度でした。
実際行ってみると、なかなか風情のある古い民家が立ち並ぶ町並みで、まさしく当社のある橿原市今井町の町並みや、京都祇園のような感じの雰囲気でした。
和雑貨のお店や民族資料館があちこちにあるので、ちょっと歩いてはお店を覗いてみたり、和カフェでくつろいだりと、かなり満喫できました。
ならまちの南の方に、「格子の家」というならまちの伝統的な町家を再現した建物を見学してきました。

入り口付近が格子で覆われているのですが、それには役割があるそうです。昼間は、外から中が見えなくする目隠しの役割を果たすと同時に、中からは外がよく見える効果をもっていて、音や風はよく通し、表で遊んでいる子供たちに格子五指に気を配る事が出来たそうです。祭りや火事などの時は即座に全部取り外しが出来るそうです。

写真の階段は「箱階段」と言って、収納になっています。この階段が一番印象に残りました。
「箱階段」は階段下の空間を有効に活用した先人の知恵だそうです。
今リフォームでも、こういった収納を作ったりしている事例がありまずが、既に昔からあったんですね。
和というのは、なぜかホッとさせられるなと思いました。ぶらぶら歩いているだけで癒される空間であったと思います。ぜひ散策してみて下さい。
総務部 元庄矢 京子

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