一粒のキャラメル

先日ある女性スタッフから、2粒の“キャラメル”をいただきました。
時刻は午後6時を過ぎておりましたので、お店は閉店の時間です。
お客様との約束の仕事は終わっていましたが、その他の書類仕事や報告、それに近隣へのチラシのポスティングなどが残っていました。
あたりは暗く、お腹もすき始め、一人だけになったお店で少しナーバスな気分にもなっていました。それでも何とか気持ちを奮い立たせ、近隣へのポスティングにでかけました。
そのとき何気に口に入れたのが、女性スタッフからもらったあのキャラメルでした。
不思議なことに、そのキャラメルを一粒口にすると、空腹感も弱まり、なりよりも気持ちが前向きに明るくなるように感じました。
おおげさかも知れませんが、そのときの一粒のキャラメルのおかげで、その夜のポスティングを前向きにやり終えたのです。
普段の仕事のなかでも、まわりの人やお客様に気持ちの良い対応をするどころか、逆に気分を害してしまうこともあります。
それでもいつの日かもっともっと成長し、その夜に食べたキャラメルのように、まわりの皆様にエネルギーを提供できるような魅力的な存在になりたいなあなどと、もう一粒のキャラメルを食べながら思ったのでした。
                       フラン真美ヶ丘店  藤村 忠司

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