安全性のために・・

今日は地盤調査をするという現場に同行しました。
一部増築をするために、増築部分にあたる地盤の調査をする、というものでした。
ちなみに、スウェーデン式サウディング試験といいまして・・・難しいことはおいといて、とにかく地盤がどのような状況かを調査して、数値化し、それに応じて基礎の工法を決めるのです。地面に4ヵ所穴を開けて、それぞれに棒を突き刺して数値を測定していきます。

地盤調査のほかにも、耐震チェックをおこなうために、建物の構造を調べることに。
まず、壁にどのような材料が使われているか調べるために、電気のコンセントのカバーを外して、確かめます。このときは、壁に使われている合板が、4ミリか5.5ミリかを調べていたのですが、4ミリの場合は、構造計算にのらないのだそうです。
次に、壁に筋かいという、柱と柱の間に斜めに入れる部材が入っているかを確認していました。この筋かいが入っていない場合は、耐震性能が低下するとのことです。筋かいは、壁の中に埋まっているので、壁を壊して確かめるわけにはいきません。なので、屋根裏に上って、小屋組みという屋根を支える構造を見たり、床下にもぐって確認をする作業となります。小屋組みを見るために、2階の押入れの天井板を外して、そこから上へと上ります。今回、私もその小屋組みをのぞかせてもらいました。これまで、建築の教科書や本で、木造住宅の構造は見たことがあるのですが、実際にこの目で見ると、これが母屋で、これが垂木で、これが火打梁で、、、(専門的な用語ですが ‘u‘;)と、確認することができ、とても興味深いものでした。
今回の現場に同行させてもらって、このようにしっかりと調べることで、住まいの安全性が守られていくのだな・・・と実感しました。
営業部 新入社員 三ツ谷

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