G.W.も終わり、散らかりきった家を掃除する週末。
家の前の道路にきじが散歩?
我が家のちびは大喜びで近づきますが、いつもほど逃げません。
むしろ何かに困っているようでうろうろ・・・・。
よくよく観察してみると、お向かいの庭の隅からヒナの鳴き声がします。
「こらこら脅かしたらあかんよぉ~!」なんて言ってたら、野良猫が狙ってヒナが逃げ込んでいる様子。
ややこしいところへ逃げ込んでて出てこられない上、お母さんきじも引っ張り出せないらしくうろうろおろおろ・・。
私たち大人も手が入らず、まだまだもみじの手(?)のちびがそっと助け出してやりました。
ヒナたちは無事お母さんと一緒に藪へ帰っていきました。
お向かいのご主人がおっしゃるに、朝から別に2羽玄関先でぐったり倒れていたとのこと。
箱に入れて保護されていました。
1羽は元気になったので一緒に帰れたのですが、もう1羽はまだ動きません。
仕方がないので床暖房で暖めてやることに。
1時間もしたころでしょうか箱の中を歩き回れるようにまで回復しました。
我が家のちびはもうヒナがかわいくてかわいくて。
「元気になるまでお家で飼う!」と意気込んでいましたが、私たちの姿が見えなくなるとお母さんを呼んで鳴くヒナをお母さんに返してあげないとかわいそうと話してやると納得したのか、お母さんきじを探しに外へ。
まだ横の田んぼのあたりにいるのを見つけ、早速ヒナを返してやりました。
実は毎年隣の田んぼや畑にきじのつがいがやってきていたのですが、今年その前の藪が造成され、住宅地となったのです。
きっとその藪がなくなったため、いつもとは違うところ(住宅地のそば?)に巣をつくって、野良猫に襲われたのでしょう。
もう きじをはじめ、時々顔を見せていた狸やいたちや鳥たちも来てくれなくなるのかと思うと、とてもさびしいです。
だんだん彼らも住むところがなくなっているのを実感した一日でした。
フラン 設計 南