チンパンジーの気持ち?

 先日、仕事の休みの日に、2歳の娘、妻、私の家族3人で天王寺動物園に行ってきました。平日でしたので園内は比較的すいており、また、天候にも恵まれまして、娘の動物園デビューは格好の一日となりました。
 ゾウさんやキリンさんを見て、娘は大いに喜んでいましたが、私には密かに楽しみにしていたあるものがありました。それは・・・チンパンジーの檻です。
 少し前のことになりますが、大きな現場が終わり、打ち上げでの席で、そこに同席した大工さんが面白い話をしてくれたのです。
 その大工さんは駆け出しの頃、色々な仕事を経験したということで、その中の一つに、天王寺動物園のチンパンジーの檻の中の、丸太の遊具を作る工事をしたことがある、とのことでした。その遊具は何本かの丸太を組み合わせ、チンパンジーがそこを渡ったりして、運動できるように作られています。
 大工さんいわく、その丸太の遊具を作っている時に、飼育員さんに言われた言葉が傑作だったということで、それは・・・「そうじゃなくて、もっとチンパンジーの気持ちになって・・・云々。」チンパンジーの気持ち?そんなものわかるかい!!と、冗談めかして面白おかしく、そのときの様子を語ってくれたのでした。
 そんなこんなで、家族三人でチンパンジーの檻の前にさしかかった時、娘であれば次はどんな動物がいるのだろうと期待するところを、私はどんな丸太の遊具なのだろうと大いに期待してチンパンジーの檻を観察していたのでした。
 皆さんも天王寺動物園に行かれたときは、是非チンパンジーの気持ちになって、その檻のなかの丸太の遊具を見てみて下さいネ(笑)。
                                                    フラン真美ヶ丘店   藤村 忠司

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