仕事柄各種資格の機関からのイベントのお誘いが舞い込んでまいります。
普段は仕事&主婦業でなかなか参加できないのですが、今回は珍しく夏休みの親子イベントのお誘いがあり、末っ子をつれて参加させていただくことになりました。
主催は関西のインテリアコーディネート協会。
ですので、関西で活躍されているインテリアコーディネートの先生方が講師です。
日ごろは大人相手の先生方も今回はインテリアの歴史から、コーディネートのお仕事についてまで子供にもわかるようにお話してくださいました。
普段私ももちろんインテリアコーディネートのお仕事もさせていただいているのですが、今回は子供が主役。
私も手を出さずに素人目で見ていました。
テーマは自分が一番好きなことができる部屋。
いったいどんなものができてくるのか、私たち大人は興味津々。
「ゲームを思う存分できる部屋」とか「好きなだけ眠れる部屋」とか・・・最近は子供も忙しいようですね。
中には「野球のできる部屋」なんてのも?!
室内で野球?
講師の方が「普段お部屋で野球してるの?」と質問されましたら、元気よく「はい!」とのお返事が。。。?
「物が壊れそうだねぇ」との質問には「うん。よく壊れる。」とのお答え!
お母様大変ですね。
さて、それぞれ自分の決めたテーマのお部屋にどういう家具や内装をするか、各自プランニングボードを作成します。
普段リフォームの仕事において、私たちは数ある商品群からお客様のご要望にあった商品を選び、コーディネートして、お客様のお図面に各内装や照明や家具のサンプルや写真や仕様書を貼り付けて、一枚のプランニングボードにまとめ、ご提案いたします。
お客様のコーディネートがどういった感じになるかひと目でわかるようにというのがポイントです。
時にはパース(パソコンで出来上がり予想を3Dで表示したもの)をおつくりしたり、現物をお見せすることもいたします。
たいていそのボードのレイアウトはある程度型やパターンがあって、それにのっとってつくっていきますが、子供たちにはもちろんそんなものはありません。
色の合わせ方なんてのも自由です。
正直、できるのかな?とかどんな色あわせするんやら?とか思っておりました。
ところがっ!!!
見事に期待(?)を裏切って、みんなすばらしい提案ボードを作ってくれました。
レイアウトもそれぞれいろんな工夫がされています。
ボードに小さな窓をつくって、そこに小さなサンプルでカーテンを作ってつるしたり、ドアをつくって、開けると中のレイアウトが見えるようになっていたり、上手に絵をかいて、そこにきれいにサンプルを貼っていったり。
普段ペタンとした2次元のボードしか作っていない私たちでは思いもつかない3次元の立体的なボードたち。
色使いも見事です。
変な固定観念のない子供たちは、ほんとに自由に色を使いこなし、仕事ではなかなか勇気のいるビビットな色も素敵に使っています。
逆に派手な絵柄を使いこなすのもとっても上手。
個性的なインテリアも子供たちにかかったら、一つのオブジェ。
いやはや脱帽です。
プロの私が言うのもなんですが、勉強になりました。
仕事だとどうしてもお客様にご提案する時、「絶対失敗のないご提案」が前提になって、なかなか大胆な提案をしずらくなります。
でも、子供たちの姿をみていると、なんだかもっと思い切ってやってみたくなりました。
日本によくあるベージュやアイボリーじゃなくって、外国にあるようなカラーの壁とか、大柄のファブリック、個性的なインテリア。。。どなたかやってみたくなられたら、ぜひおっしゃってくださいませ。
お手伝いいたします。一緒に楽しくコーディネートしましょう!
フラン 設計 南
「施工事例」は、コチラを ☆
カタ~イ♪ 「会社案内」は、コチラ ♪♪
「受賞一覧」は、コチラ ☆