最近続けさまに古民家に足を運びました。
今回の気になる被写体は竈です。(「へっついさん」とも言うそうです)
奈良町藤岡家のかまど
大阪府富田林寺内町杉山家のかまど
滋賀県のかまど
地域によっても、左官屋さんによっても技法はことなり、
煙道も腕のみせどころだったそうです。
今は、竈を製作できる職人さんは少ないとのこと、
ピカピカに磨かれた黒漆喰の物体は形としても、魅力的に見えます。
私も一応炊飯器のご飯の味で育った世代ですので、
竈で炊いたらどんな味のご飯になるのかにもとても興味があります。
設計室 篠田 三起子