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リフォーム事例
HOME » リフォーム事例 »  新築工事 予算1000万円以上 ブーク » O様邸工事例
【Buku】新築:縄手町の家
橿原市 O様邸 / 戸建て  / 工期:150日
【Buku】新築:縄手町の家
パッシブ×バリアフリー 室内環境を整えたやさしい家

80代のご夫婦+施主様男性+妹さんの4人家族。

O様家族にとってベストな住まいとは・・・
・慣れない車椅子での生活をスムーズに活動できる家であってほしい。
・自立を目指し、生活を楽しめる空間であってほしい。
・ストレスをためないで介護ができる環境であってほしい。
・家族で集う空間がありつつ、それぞれのペースを守れるようなプライバシーも大切。
・冬は暖かく、夏は涼しい1年中快適に過ごせる家であってほしい。

そんな想いから出来上がった「パッシブデザインの家」です。
お客様のご要望 病院でリハビリ中である家族のため、車椅子で戻ってきたときに家族で介護ができ、本人も出来るだけ自立した生活が送れるような家にしてほしい。
設計コンセプト 車椅子生活となった施主様(障害者)と、ご両親(高齢者)が暮らす住宅として、バリアフリーで自由に家中動けて、寒さ暑さを気にせず健康に過ごせる家がいい。

間取りはプライベートと見守りと自立を目的に西にご両親、東に施主様、2階に妹さんの部屋を配し、家の中心に皆が集うキッチン「食を囲む空間」を計画。ここを拠点にそれぞれが日常生活を楽しめる家。また、自然のエネルギーを活用し、年中快適に過ごせるパッシブデザインの住宅を目指しました。

外観

東西に長い間取りをとり、南に大きな開口を。二階吹き抜けの開口は、自然の風と光を調整するパッシブデザインの役割を担っている。
東の駐車スペースには、車椅子で出入りが可能とする長いスロープを設けました。
スロープをぐるりと回った北面には、玄関とは別に車椅子専用の出入り口を設置。

吹抜けLDK

吹き抜け2階から見た、見守りを兼ねて見渡せる家族が集えるキッチン。キッチンを囲む形で一部構造を現し古色塗装を施しました。
プライベートと見守りと自立を目的に西にご両親、東に施主様、2階に妹さんの部屋を配し、中心に皆が集うキッチンを計画しました。
通路幅や空間を広く計画し、車椅子での移動もスムーズに。

吹抜け~2階ホール

高い位置の窓からは、光と風を最大限に取り込むことができ、省エネにつながります。
左右の開口からは、風が通り抜けて熱がこもらず循環する仕組み。
冬至と夏至の南中高度を計算し、開口の位置を設計。
一年中快適温度を保てるように計画しました。

車いす対応 洗面・トイレ・浴室

    北面の車椅子専用出入り口からすぐがトイレ・洗面室となります。
     車椅子での自立を目標とした、ゆったりとした専用のトイレ。
本が好きな施主様のために、車椅子でも届く範囲にオープン棚を設置。
浴室は、家族でも入浴介助ができるようスライドチェアを設けました。

二階からの見守り

2階の小窓からは1階を見渡せて、施主様の見守りができるよう計画しました。
車椅子でもお腹があたらないようにデザインした
豆型のオリジナルデスク。

省エネ性能

夏の晴れの日の外気温(緑点線グラフ)と室温(赤線グラフ)
左が以前お住いのお家 右が新築のお家
以前は30℃越えの室温が長く続いていましたが、新築では
30℃以下の室温を保てて涼しく過ごせます。
 
冬の晴れの日の外気温(緑点線グラフ)と室温(赤線グラフ)
左が以前お住いのお家 右が新築のお家
冬場では、10℃以下の室温で、とても寒かったですが
新築では平均19℃~20℃と快適温度を保てる結果になりました。

工事中

間取り図比較

間取り図比較

[DATA] 施工場所:橿原市 / 築年数: / 施工日数:150日 / 施工部位:新築工事


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