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リフォーム事例
リノベで叶えるノーマライゼーション
橿原市 Y様邸 / マンション  / 工期:約3ヶ月半
リノベで叶えるノーマライゼーション
車いすを利用されている方も、介助する方も、家族みんながくつろいで居心地よく過ごせる家を目指してリフォームさせていただきました。

玄関からスロープを抜けた先には居室兼LDKが、そこからトイレやシャワールーム、洗濯場を抜け玄関や納戸へと回廊できる間取りは
「過ごしやすく、お世話しやすく」
を一番の目的として、水廻り設備や建具のチョイス・配置から、廊下の幅などの細かいところまで、丁寧にシミュレーションして決めさせていただきました。

居室兼LDKは間仕切り壁を取り払い、大きな車椅子での生活にも無理のない大空間へと生まれ変わりました。大きな掃き出し窓からは、明るい陽ざしや気持ちのいい風が室内を通り、家に居ながらも四季折々の空気を楽しむことができます。

玄関

バリアフリー空間にするため、配管分床の高さを上げる必要がありました。
そのため右側に玄関から居室へ車椅子を無理なく押せるゆったりとしたスロープをつくり、左側にお母様の為の水回りへ続くドアを設置して、作業動線をショートカットしました。

廊下

玄関⇔LDK&寝室コーナー⇔水廻りを繋ぐ廊下は、車いすの動線を考慮し【回転直径1800~2000、幅900程度】を確保しました。
構造上移動することのできないパイプスペースとのちょっとしたスペースには棚を設置し、思い出の品やリハビリの作品を展示したり、マスクや虫よけなど、細々としたお出かけ前のグッズも置くことができます。

LDK

既存の壁を取り払い、広々とした大きなLDKへリフォームしました。大きな掃き出し窓は、内窓で断熱・防音性能をアップさせました。
居室内に設置した洗面化粧台は、介助しやすい高さに調整できるTOTOの座ドレッサー。居室内に配置することで、車いすの取り回しや、位置取りの調整にもスペースがとりやすくなります。

寝室コーナー

LDKとなる洋室の一部には、ベッド用の間仕切りカーテンを設置。カーテン内には介護用品などをすぐに出し入れできる大容量の収納を、使う方にあわせ造作しました。
間仕切りを閉めれば落ち着ける空間でありながら、カーテン越しに互いの気配を感じられる優しい配慮を。

水廻り

トイレ入口には、大建工業の「ひきドア」を採用しました。
通常は引戸を引けば出入りでき、車いすが出入りするときには開き戸を開けば、大開口(有効間口1135mm)が確保されます。介助者の負担がすくないので、介助される方の心の負担も軽くなります。

お風呂には、病院や高齢者施設向けのTOTOシャワーユニットを採用。
ユニット内の床は滑りにくく乾きやすいカラリ床です。L型手すりは、シャワーでの安定や移動のサポートに使用できます。ワイドで出入口段差がわずか5㎜以下の3枚引き戸は、引っ掛かりが少なく出入りしやすいのが特徴です。

施工前・施工中

[DATA] 施工場所:橿原市 / 築年数: / 施工日数:約3ヶ月半 / 施工部位:


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