やっていこうとする姿勢が大事

我社には、74歳にもなる社員さんがいます。
嘱託社員として、65歳から当社にきて、頑張っていただいているのですが、
先日、話をしている中で感銘を受けたことをお話します。
「私はこうやって働かせてもらっているだけでありがたいです。
定年退職した時に上司から言われたことを心がけて、実践しています。」
「それは、
今までの経験だけでものを言わないようにしている。
新しく出てきた仕事は、取り組む。
はじめはできないけど、メモでも何でもとってできるようにする。
そして、できるまでやる。」
「とにかく、頼まれたことと、言われたことを一生懸命する。
そして、やったことないとか、逃げないことですね。
頼まれた仕事は、だれにも、やったことがないことばっかりですわ。
たとえできなかったとしても、それをやっていこうとする姿勢が大事ですわ。
往々にしてあるのは、やったことないとか言って、往々にして自分の経験を押しよる。
そんなもん過去20年も前の経験であって、今の人に言ったってそんなもん何の役にもたたへんからね。それは言わん方がいい。
たとえできなくても、
自分の経験をガーガー押し付けない。
昔はこうやったのにとは言わない。
昔のことを言っても時代は違うので、今は今の時代にあったやり方でいかないとあかんと思うんですわ。」
と。
人生の大先輩の方に仕事をお願いするのは、気をつかい、難しい部分もありますが、
それを感じさせません。
実際、勝本さんは、
コンピュータも使いますし、
耐震、リフォームの施工書、雨漏り調査隊、検査体制、協力業者指導、など、いろんなことに取り組んで、創造工舎の体制を確固たるものするために力を注いで、形にしてくれています。
本当に頼もしい限りです。
「それも、今の人(社員)が、便利になった、助かっていると喜んでくれるような仕事をしたいんです。」
と、取り組む姿勢が素晴らしいです。
何歳になっても取り組もうという気持ちは大切ですね。
それを実践している勝本さん、ありがとうございます。
「一生懸命やること。」
助かっています。
そして、
「やったことないと、逃げないこと。」
学ばせていただきました。
私も、頑張っていかなければいけませんね。

耐震診断講習 ~ 耐震リフォーム

今日は耐震診断の講習を大阪国際交流センター受けてきました。
朝9:50~16:30までと、長丁場でした。
計算や表などがたくさんでてきますので、しんどくなってきますが、
我社にとって大切なことなので、必死に踏ん張って、聞いてきました。
昼食後はさすがに眠たかったですが・・・。
内容はといいますと、
一般木造住宅において、現在、日本では。2004年日本建築防災協会発行の「木造住宅の耐震診断と補強方法」いわゆる青本と呼ばれる本に基づいて、耐震診断・改修・補強が行われているのが大半です。我社においても同じやり方でやっています。
ところが、2012年の現在までにおいて、当時では想定していなかったことが色々でてきまして、今回の「2012年度改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法講習会」が開かれたということです。
結果的に、耐震診断の方法が変わるかと言うと、
基本的な方法は変わりません。
「従来の基準の考え方を尊重し継続性を保持しつつ、新しい知見を取り込み、かつ、技術者がより利用しやすいように充実をはかった改訂」をなっています。
そして、当分の間は、今回の改訂版と2004年度版を併置しどちらを用いて耐震診断・耐震改修を行ってもよいこととしたいと書いています。
おそらく、2013年度に向けて、技術者講習を順次行い、受け皿を作ってから、変えて行くのでしょう。私たちは、できるだけ早くその知識と方法を身に着け、変更時期に体操できるように準備しなければなりません。そのために、社内でも講習を開くなどして周知していく予定です。

変更点は、
診断の際に今まであいまいだった判断基準を明確にしたこと。
耐力要素のデータの充実と見直しが行われた。
など・・・本には詳しく書いてありますが、
私が印象に残ったのは、
・耐力壁の種類が増えた。
・計算が今までよりややこしくなった。係数が増えた。
・よく使用する一般診断法の方法1のやり方が、少し変わった、
・精密耐震診断をできる限り遣うように言っていた。
まだ、今日聞いたばかりのことで、これから復習をして、
確実なものにしていかなくてはなりません。
年々、難しくなっていくような気がします。
少し気合を入れて勉強しないと、ダメですね。
頑張って、力をつけていきますので、
皆さんよろしくお願います。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !

Have a Good Time !

床を綺麗に掃除するのは

今日は、朝から会社の掃除です。
私は、モップで床を拭いていたのですが、
「よく考えたら、この床も古いよな」
(本店の事務所は古く、床のPタイルは、現在30年以上も頑張って使っています。
改装するにも費用が要りますし...)

「俺は一生懸命拭いているけど、
いくら拭いても、最近のオフィスのようにスカッと綺麗になるわけではないよな。」
なんて、ふと疑問に思いながら考えていました。
若い時なんか、掃除するのも面倒臭かったのものですが、今は、そんな気持ちはありません。
結局、行為としては、床を拭いていますが、
「床を綺麗にするのではなくて、床を綺麗にしようと思う自分の心を綺麗にしているんだ」
ということに気づきました。
そう思うと、普段している様々な行為も同じことです。
ものの見方が変えれば、学ぶことはたくさんあります。
よって、
「その行為ではなく、その心や本質を見られるように成長したい」と思います。
もう十分使っている床。しっかりと仕事も頑張って、リフォームしなければなりません。
どこに頼もかな〜...なんて。
あと、皆様、お仕事の依頼よろしくお願いします。