今日は住宅診断の講習を受けてきました。
住宅の性能や劣化状態を評価するための評価方法を学んできました。
私にとって、住宅診断はリフォームを通じて取り組んでいることですので、
内容的には、わかっていることがほとんどでしたが、
主催の(財)建築・住宅支援センターさんの作成した資料が、
なかなか良くできていて、
我々の使っているチェックシートにも参考になるかなと思い
喜んでいます。
最近は、人口減少により家が余り、
住宅ストックの有効活用をするように
国も声を上げて、叫んでいます。
よって、中古住宅の購入して、
リフォームして暮らすという形が増えつつあります。
それに準じて、リフォームの依頼が増えてきています。
「中古住宅を購入する予定なのですが、
300万円で家全体のリフォームしたいのですが。。。」
と、お客様。
「う〜ん、いくらならんでも300万円で、
家全体のリフォームは、ちょっとね〜」
と、予算からかけ離れた要求もしばしばあります。
きっと、雑誌などを見てイメージだけ膨らんでいるのでしょうね。
どのように説明、提案しようか悩む担当者ですが、
さすがに、
トイレ・お風呂・キッチン・洗面所・内装全部・外壁も塗替で、
どう考えても無理なので、
費用は増えますが、・・・の提案か
予算内でできることは・・・の提案か
お断りするか
です。
また、(購入予定の中古住宅は)お住まい中のこともあったり、
見積りどころか、提案するために現場を見ることもできず、
二の足を踏むこともあります。
挙げ句の果て、
「やっぱり、(あの中古住宅を)購入するのをやめました」
なんて、言われるとガックリです。
中古住宅の市場とリフォームには、
そんなやり取りが行われています。
私達も仕事ですから、無茶な要望には応えられず、
ある程度常識の範囲内でのご依頼に対して
営業させていただいています。
中古住宅のリフォームですが、
どんな中古住宅を買うのかが、まずポイントです。
買っていい中古住宅
買ってはいけない中古住宅
が、あります。
その話は、次回に。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !
Have a Good Time !
雨漏り
今日は、雨漏りのお客様の説明に訪問しました。
よくお世話になっているお客様で、
2年前に雨漏りの修理をしてもらったが、
まだ、雨漏りが治っていなくて、
再度、修理代がかかるのは納得がいかない
とのことです。
修理してもらったが、治っていないので
お客様の立場になれば、
「なんでまたお金がかかるのや」
という気持ちはわかります。
雨漏りというのは、厄介で
こっちを直しても、あっちで漏れる。
というような可能性がどうしてもあります。
現在、弊社では、
知識と経験により、雨漏りのしそうな箇所を絞り込み、
その上で散水テストを行い、雨漏りの箇所を特定していきます。
でも、あくまで原因は予測です。
「予測ではダメやんか」
というような声が聞こえてきそうですが、
完全な調査というのは現実にされる方がなかなかいません。
それは、完全な調査をしようとすると、
費用も時間もかかるからです。
雨漏りの調査する会社もありまして、
費用だけでも10万円以上はします。
そのような要素もあり、
一般的には原因予測型が一般的です。
また、雨漏りが出だすときは、
家も年数が経っていることもあります。
そうなると、雨漏りの原因が、複数箇所になる時もあります。
複数箇所になると、可能性の高いところから直してみて、
それで様子を見て、OKかどうか見ていく。
ということにもなります。
今回は、以前修理した担当者が退社してこともあって、
当時どのような説明をしたのかはわかりません。
ただ会社として、お客様への説明方法がきちんと決まっていない。
そして教育がしっかりできていない。
そこに反省し、改善点があります。
説明には建築の知識も伴いますので、
お客様に、いかにわかりやすく伝えられるか 。
その点を踏まえて、
説明のマニュアルを作っていかねばならないと思っています。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !
Have a Good Time !
リフォーム現場にて
外壁塗装の現場でのことです。
足場に乗って、作業中の職人さんが、
閉め切られた窓の外で
「あっ、しまった、忘れた。でも、まあ、いいか」
と、会話をしたそうです。
その (2人の)職人さんのやり取りを、部屋のいたお施主様の息子さんが聞いたらしく、
「手抜き工事をするのか?」
と不安になって聞いてこられました。
そんな会話を聞けば、お施主さまが不安な気持ちになるのは、当然だと思います。
どういうことかと、職人さんに確認すると、
「今日持ってきたかった材料があったのだけれども、忘れた。
でも、明日でも間に合う。だから、明日でもまあいいか。」
という会話だったそうです。
工事としては、今日あったら良かったけれども、なければ。明日でも十分間に合う。
だから、実際は、工事には問題はない。のです。
でも、職人さん同士の会話では、そのような言葉が省かれているので、
お施主さまにしてみれば、
忘れたけど、「まあええかは何事ぞ」と、
不安になった訳です。
普段、知っているもの同士では、何の問題もなく成立する会話でも、
第3者との会話になるとトラブルになることがあります。
言葉って、怖いですね。
私自身も言葉が足りない時がありますので、注意しないといけません。
相手側にたって、相手に伝わるように、
言葉を使うようにしなければならないなと実感しました。
職人さんには
今回のようなことは、お施主さまに不安を抱かせることになるんだ。
ということの説明と、
会話の一つでも、
不安を与えないように職人さんに指導していきます。
また、現場にて、なにか心配だなと思うことがあれば、遠慮なく聞いてください。
ただ、職人さんは、しゃべるのが苦手な人もいますので、
一生懸命仕事をしている職人さんには、大目に見てあげて欲しい時もあります。
よろしくお願いします。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !
Have a Good Time !