小さくてもいいから

先日妻が、「お母さんと銀行で久しぶりに会ったけど、お母さん痩せやはったなぁ」と言ってきました。妻がそれを母に伝えると「そうやねん。よく最近言われるねん」と言っていたとのこと。
それを聞いたとき、少し辛くなりました。
昔は大きかった母が小さくなってきているのは私もわかっていました。でも、身体は小さくなってもいつも元気な母です。
フラダンスや商工会、妹は店をしているので子守など、あちこちに行っています。
でも母ももう70歳。若くはない年齢です。
母親はいつも味方になってくれます。とてもありがたい存在です。(母親がいなければ生まれてこなかったのですから、何よりも大切なのですが。)そんな母に、精一杯の事ができているだろうかと考えるととても辛く涙が出てきます。
それだけ、やってもらってきたことの偉大さ、大きさが計り知れないと思います。
いつも仕事に追われていますので、ふとしたときに「何か喜んでもらえることをしてあげたいな。旅行にでも連れて行ってあげたい。恩返しをしたい。」
と思うのですが、実行に移せていません。
そして、いざ仕事に入るとそんなことはどこへやらぶっ飛んでしまいます。
びっくりさせようとか、喜んでもらおうとか、大きなことをしようと考えると時間がかかってしまいます。
この記事を書きながら、自分なりに反省をすると、会っている時に小さくてもいいから、ほんのちょっと、恥ずかしくない程度で大切に思っている気持ちを伝える事が一番大事かなと思いました。
「感謝の気持ちを大切に、ちょっとしたことをしていきたい。」
と思います。
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