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もしここが
自分の家だったら
 



 
『何かがあったら』を考える


施工

Y.S.

値と理論が根拠

施工部のSさん。現場で仕事に臨む時、一つの考え方を念頭に置きます。
それは『見えないところを大事にする』というもの。
水道、電気、ガス、生活排水など、生活を守る工事を受け持つSさんにとって、『見えないところ』は工事を完工に導く大切な要です。
「現場に同じものはありません。配管工事で言えば、勾配はそれぞれで水の流し方も変わります。
照明器具の取り換えでもその理論を理解している有資格者が行うと仕上がりが断然よくなります。
施工の理論は工事完工までの道しるべのようなもの。見逃してしまうと迷います」

何が正解かは理解している、とSさん。
第二種電気工事士と排水設備工事責任技術者の資格を持ち、施工の理論を学んできました。だからこそ思うのです。


「大事なのは数値。『見えないところ』を僕たちに見えるようにしてくれる根拠のようなものです」
とはいえSさんの気力を上げるのは理論や数値だけではありません。
同時に大切なのは『もしこの現場が自分の家だったら』という思い。


「リフォームは人間対人間の仕事。ただ作業していくだけではだめなんです」
暮らしに楽しみと喜びを感じてほしいから。だからこそ、ここぞという時に踏ん張れる、とSさんは言います。

いに応えて

「資格は会社が取らせてくれました。リフォームの知識はゼロの状態でしたから。学びたい気持ちを後押ししてくれたのは会社です」

今も記憶に残るのは、はじめての現場を任されたときのこと。任せられることを目指して日々努力していたものの、自信がなかったそうです。
「便器の取替え工事でしたが想定外のことが発生し、その時、先輩のOさんに電話をして聞きました。Oさんの的確なアドバイスのおかげで、無事取替え工事を完工できたのです。初めて一人で一つの工事を完工させたことと、お客様に『ありがとう』と言っていただいたこと。このうれしさは忘れられません」

とはいえ、現実は厳しく、新人の頃は何度もやめたいと思ったとSさんは語ります。そんなSさんを見守ってくれたのが先輩のOさんだったのです。

「結局、仕事は人間対人間です。あの時、Oさんの思いが伝わってきたので頑張れました」
将来的には成長を止めることなく、時代のニーズに合ったものを取り入れていきたいとSさん。
かつて育ててもらったように、今度は自分が若い世代の人々を育てていきたいと穏やかに語ってくれました。

Profile

『何かがあったら』を考える


施工
Y.S.

第2種電気工事士/排水設備工事責任技術者

 社内ではこんなキャラクター

体力を使うことが多い現場で働く姿は真剣そのもの。
暑い日も寒い日も一生懸命。
その姿勢を評価していただいているのか、お客様から高い評価をいただいているスタッフです。


 メッセージ

入社した頃より、経営理念と指針がしっかりしている会社だと感じています。
利益追求に追従するのではなく社会に貢献すること、お客様に喜んでいただくこと。
それを幸せだと感じることができるので、居心地がいいです。
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