N.T. ｜ 創造工舎

私の仕事は設計担当者がお客様と打ち合わせした内容を元に図面を作成すること。
指示通りにかくのは当然ですが、どのような意図があってこうしてるのか？配慮しておくことはないだろうか？そのような事を考えながら、常に客観的な視点を持って図面と向き合うようにしています。
長年この仕事をしてきましたが、建築の業界は日進月歩のスピードで進化しています。自分で正しいと思っている事でも、再度見直して謙虚な気持ちを持ち続けることが大切だと考えています。


 

設計業界のブランクが長く、設計サポートをするうえで分からないことが多くありました。そんな時でも、とにかく一度は自分で調べる。それでもわからない時は教えてもらうようにしています。
設計という仕事は知識と同じくらい、いやそれ以上に積み重ねた経験が重要です。一方的に教えてもらうのではなく、自分はこう思うが、どうですか？という聞き方をするようにしています。そういったコミュニケーションを積み重ねることで、お互いの信念や想いを共有することができます。そしてそれは最終的には図面へと反映されていきます。

丁寧に言葉を選びながら語ってくれたTさん。
自分の知識を押し付けるのではなく、相手を尊重しながら仕事のパートナーとしてお互いに高めあっていこうという姿勢を感じました。